2006-03

インポート

一日をていねいに生きる

一瞬をていねいに生きるといえば かなり苦しい一年をていねいに生きるといえば 続かない一日をていねいに生きる これがいい人類を愛するといえば 矛盾も多い隣人を愛するといえば 具体的だ徳のある人間になりなさいわたしの胸で 繰り返し響く声
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ファウストとタンホイザー

ファウストといえばワーグナーの歌劇・タンホイザーも似たような話である快楽の限りを尽くしたタンホイザーが清らかな乙女の無限の愛で魂の救済に至るドイツ人はこんなのが好きなのだろうか
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愛による魂の浄化

罪と罰と苦悩により魂が浄化される道もある愛により魂が浄化される道もある愛による浄化は たとえば ゲーテのファウストであるしかしなぜファウストが村娘の無限の愛で救済に至るのか男性にとってだけ無限に都合のいい話だと思えるそれはおいても 愛による...
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生きる意味

この世界に生きる意味は、魂の浄化である。浄化された魂は軽くなり天に昇る。この世界に生きる意味は、心を空っぽにすることである。空っぽの空間には風が吹き渡り、ときどきイエス・キリストが入り込み、ひと休みし、またすぐに飛び去る。心の空間にある、無...
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言葉と思考

言語の限界が思考の限界である。日本語の限界に縛られていることが残念でもあり心地よくもある。このように書いていることさえ、日本語というシステムに内蔵されている思考なのだ。
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言葉の外側から言葉の内側へ

殺人事件で「心の闇」という。愛の言葉で「言葉にならない想い」という。意識と無意識言葉とその外側無意識を意識化し、言葉にならないことを言葉にする。そんなアクロバットを毎日の仕事としている。成功することもある。言葉の外側の事象を言葉の内側で表現...