随意筋と不随意筋の重複支配領域における血流コントロール不全が引き起こす過食嘔吐について

随意筋と不随意筋の重複支配領域における血流コントロール不全が引き起こす過食嘔吐について
論じたいのだが
タイトルのままなので特に付け加えることがない

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たとえば口腔領域の随意筋と不随意筋なのであるが
唇とか下、喉は半ば随意筋であり半ば不随意筋である

だからときどき飲み込みに失敗してむせたりする

そして練習しましょうと『ごっくん』の練習を優しいお姉さんにしてもらったりする

不随意的な、自動的な飲み込み反射なのに、随意的な練習をして、少しは良くなるのである
変な話だ

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随意筋支配の領域と不随意筋支配の領域は隣り合っている
境界領域では支配の混乱も起こり重複も起こる

普通は食べるという行為は完全に意識く的なものだけれど
その裏側では不随意的なプロセスも同時進行している

たとえば我々が夜中に寝ぼけてなにか食べて
朝になって食べた後を見て、「あ、食べちゃった」なんていうことはよくある

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随意筋と不随意筋のスイッチングがうまくいかないと
随意筋のはずなのに不随意に動いてしまう

食べるなんて言うのは自分でやっていることなので
食べ過ぎて困るというなら食べなければいいだけではないかと感じる人もいるだろうと思うが
そんなことはない
不随意な食行動になってしまっているのである

それは傷ついたプライドが原因なのではない
こんなことが起こって自分をコントロール出来ないので自尊心が傷つき自己評価が低下するだけである
それらは結果である

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私が思うに
口などの随意的でもあり不随意的でもある部分に関しては
脳の隣り合った領域で随意神経と不随意神経の二重支配になっている

それぞれをそれぞれの血管系が栄養している

二つの血管系が充分機能している場合は
随意筋優位は保たれる

しかし随意筋栄養血管が不調になったときは
不随意筋優位になり
食べたくないのに食べてしまう結果になる
その結果として吐く

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というわけで
過食嘔吐の一部は
栄養血管の循環状態の調整不全だと思う
自律的にブレーキとアクセルが調整されているのであるが
その調整が悪くなり機能が乱れる

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随意筋と不随意筋と言うよりも
随意神経と不随意神経があり
それを支配している脳の領域があり
その領域の一分は重なりあっていて
たとえば口では二重の支配になっていると思う

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粘膜と皮膚の移行部、例えば唇に単純ヘルペスが出やすい
時に乾いて時に湿る

その交代がリズミカルにいかないときに
ヘルペスが疱疹を作る

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中間領域での病理の発生は他にもありそうな気がする
人体が連続物である限り
境界での病理は不可避的に発生するのだと思う

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だからどう治療すれば゜いいのかはよく分からない