父に結婚を反対された話

男が、女の父親に会い、
結婚したいといったところ、早すぎると断られたいという。
もちろん、親の同意なしで結婚できる年齢を過ぎている。
そして、男は泣いて、うつになったというのである。

不思議な話である。
実家がいいか、男がいいか、
女が選べばいいだけだ。
父は関係ない。

女に選ばれなかったから、男は泣いたのだろうか。
泣くまでもない、
実家の経済力と社会的地位については、
外から見ても分かるはずのものであり、
自分の現状と比較することはたやすい。

そんな程度で泣いていては、
この先もだめだろう。

何かにつけ、泣いてみる人もいるから、それもいいのかもしれないが。