農業人の感性

幾人かの女性たちと結局うまくいかなかったのは
根本的に私が農業人で
彼女らは農業人でなかったことが原因だったのではないかと思うのである。
彼女たちは消費生活人であった。生産しない人。
私はその人たちの価値が分からなかった。

いま政府はお金を配るから消費してくださいと生活給付金を検討している。
お金を配ってまで消費してもらおうというのだから、
お金のある人は消費しなければならないはずだった。
私はそれが理解できなくて
浪費を当然とも考え楽しみとも考えている感覚に違和感ばかりを覚え反感さえ感じたものだった。
私は昔の人間過ぎた。

麻生総理のようにホテルで食事をしてホテルのバーでくつろいでいればよかったらしいのだった。

このような世界は私には用がない。