海外における生殖補助医療法の現状

海外における生殖補助医療法の現状
イタリア、ドイツ、ノルウェーなどは厳しい
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25、26ページに一覧表

イタリアではもっとも厳しくて

 最終的には、中道右派とカトリック派が中心
になってつくられた法案が採用されたため、イ
タリアの生殖補助医療法は、ヨーロッパで最も
抑制的な法律となった。配偶子と胚の提供はす
べて禁止され、それらの凍結保存も同様に禁止
された。一周期内で移植される卵子は3個まで
とされる。
 代理懐胎、生殖及び研究目的のヒト・クロー
ニング、研究目的の胚創出、胚研究、着床前診
断なども禁止された。
 イタリア国内で生殖補助医療を受けることが
できなくなった不妊カップルは外国に行かなけ
ればならなくなった。