子どもを健康保険に加入させていない親が増えていて、
無保険の子どもが3万人とか言っていた。
親が失業してお金がないからだという
インタビューに出ている両親は特に病気というようなわけでもなかった
インタビューでは、親は自己責任だから健康保険もいらないが
せめて子どもは健康保険を行政で考えてくれないかという口ぶりで
紹介ししていたニュースキャスターもばらまきするお金があるのなら
どうして考えられないかといった意味のことを話していた
健康で子どもがいて、働いて養いたいのにそれができない社会なのか?
ハローワークに出ている求人は嘘なのか?
子どもの健康保険を考えるよりも、
健康な人が失業していることの方が問題で、
本質は失業対策である。
それにしても、子どものためには何でもしてあげたいという気持ちは共通だけれど、
自分はできないから行政にしてほしいと考える
その思考回路はどうなっているのだろう
現状では中国でも雇用調整が続いている
つまり首切りが進行中
現在の我々の経済とはそういうものだ
それをどのようにして打開していくか
明確な答えがないように思う
世の中の役に立つ
その人の能力にあった仕事
それをどのようにしてアレンジできるか
それを社会として、後生に残したい
どうすればうまくいくのだろう
自己責任と言い出せば、要するに能力がないから仕方がないということになってしまう
考えてみれば学校にさえ行かない人もいるのだから
仕事があっても行かない人だっているだろうとは思う
それは別として、学校もきちんと行ったし、これまで仕事をきちんと続けてきたし、
働いて家族を養いたいし、社会の役に立ちたいとの気持ちも充分にある人に、
活躍していただく場所を用意すること。
それは政治の計画によるだろう。
おおざっぱに言って、産業革命に合わせて、
農業人口が工業人口になった。そこまでは良かった。
その後に情報革命の世の中になり、
筋肉があるだけでは賃金がたくさん稼げないようになった。
どうするか。
もちろん、世の中に工業製品が必要であることに変わりはないし、
食料も必要だ。
しかし、いずれも、中国やアメリカが効率よく安価に生産しているので、
自由貿易がある限りは、日本の労働者がどのくらい必要なのかについては、
疑問がある。
減反政策によってできた大量の休耕田を利用して、
飼料用作物を作るなどという話も出ているが、
さて、今時の若者は、田舎の農場で働いてくれるだろうか。
飼料用作物を作り、それを豚に食べさせて、それを日本人が食べるというのも
どうも危機感がないようにも思う。
飼料用作物のほうが収量が多いのなら、
加工品用のデンプンとしてはそれでいいのではないかも思う。
料理の方法や加工の方法を工夫すれば食べられるのではないか。
それに、大量のゴミ。これは各人が考えてほしいところだ。
合理的に買い物をして計画的に食べたいものだ。
そのあたりは教育で何とかなりそうだ。
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とにかく、産油国などでない限りは、働かない人にまでお金を配ることはできないと思う。
働く場所を作って、仕事を用意する。
そこで労働倫理が生まれる。
当たり前のことだが、そのようにして、社会を安定化して、安心を広げていく必要がある。
電力を作って売る。
光電池パネルも含む。
温暖化を利用して発電すれば、温暖化の対策になる。
水素燃料を作って売る。
砂漠の緑化技術を売る。
遺伝子工学と細胞工学で医学分野に寄与する。
少し考えても、やはり技術力の問題になる。