相対化の果てには虚無がある

私を徹底的に虚無的にさせるのは
この日本の東京で何かをしたところで小さすぎるという諦めである

この時代でこの場所で
それが卑小すぎる

ちょんまげを頭に乗せて走り回っていた頃と何も本質的には変わらない
そんな世界で何が起きても何が起きなくても
ほとんど何も関係がない

相対化の果てには虚無がある