最近目立つもの

人間が赤、青、黄色の三色で光っているとする。
天井からの光が赤だったとすれば、
人間が赤の光を発していることさえ、忘れるだろう。

躁成分は多分、そんなものだ。
最近の中国のように、
金持ちになろう、豊かになろうと、全員で走っているうちは、
多分、躁成分は見えない。

最近は天井の赤い色が弱くなってきて、
個人が発している赤い色が目立つようになってきた。
それが躁成分だ。

しかし考えてみて、
時代の「色」と相関して、病気だといわれたり、いわれなかったり、
そんなものは病気とはいえないのではないか。