不登校児童らを対象にしたアニマルセラピー

動物の世話を通して、自分の存在価値を感じてほしい-。

 児童メンタルアドバイザー某さん(37)が、4月から自宅横のカウンセリングオフィスで、不登校児童らを対象にしたアニマルセラピーの場「★ファーストステップルーム★」を開く。犬や猫、小鳥に触れることができ、某さんは「かわいい動物に触れて癒やされてほしい」と話している。

 某さんはカウンセリングオフィスを開く傍ら、昨年4月から市内の小学校で「こころの相談員」として児童のメンタルケアに取り組んでいる。アニマルセラピーは、動物に触れることで心身を癒やす療法で、「悩みを抱えた子どもたちが、学校に通うきっかけになれば」と同ルームを開くことを決めた。

 アロマの香りが漂うオフィスでは、ロシアンブルーやゴールデンレトリバー、ポメラニアン、インコの3匹と1羽が子どもたちを迎える。子どもたちには餌や水やり、散歩やブラッシングをしてもらうほか、参加者で軽食を作ったり、絵本の読み聞かせやゲームもする予定。

 毎週月、水曜日、午前9時-午後1時までで、原則子どもだけで参加。年齢は問わない。料金は1カ月、週1回で1万4990円、2回で1万9990円。

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行為と値段に世界観を見て取ることができる。